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2012年04月10日

大熊の集落発祥起源

大熊の集落の発祥は古書・資料によると遠く鎌倉時代以前には集落を形成していたと思われる。

郷土史家によると大熊の熊の字は 隈 の字であったとのこと。
隈 とは大きく入江を隈どった土地の意味

考えて見ると奄美には熊は棲んでいないし 隈の字をあてると合点がいく

隈がいつから熊になったかは未解明

元々、大熊湾は現在の有屋町付近まで深く入りこんでいたと言われいる。

したがって、この天然の良港となっていた大熊浦の周辺に点々と集落が形成されたのも自然の勢であろう。

また有屋は家のあり始めたところ
浦上は浦の上の方の集落
との意味
大隈は大熊浦を中心に栄えていた輪内の各集落をも含めた広汎な意義をもつ地名

大熊誌より抜粋

そういえば
大熊湾の元々の入江があったあたりの住所は大熊が付く地名が現在も多いですね。山羊島も大字大熊字鳩だし。

また一説によると輪内の集落の初めは有屋であり今の大熊の方の浦が浅くなり移住するようになった。そこで有屋から
デクマ
方言で競って出るの意
したので名付けたと言う説もある

この説は怪しいと思いますが・・・

なぜ熊の字がついたかは不思議ですね
遣隋使・遣唐使・平家の来島などが
関係あるんですかね?

奄美大島に熊の付く地名はほかには
聞いたことないし・・・


まずは集落の起こりと地名の由来でした。 結論は出ないでしょうがいろいろ考えるのは楽しいですね。






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Posted by おっしー at 23:33│Comments(0)歴史
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